IG石川“犬丸”さんが登場。

向かいの席に座る。
司会が机に月見ソバを出す。どうやら模型らしく、食べられないみたい。
トークショウ開始。
石川さんは「イノセンスがカンヌで賞を取れなかったら好きな映画を撮っていい」と、イノセンスのDVDのメイキング映像でカメラが回ってるときに喋ってしまった。(押井さんはそのとき計画的に石川氏に喋らせたということらしい)
押井「ボクには好きなものを撮る権利がある。でもボクも人の子なので、それなりのものは作ったつもり。商業的に成功させないといけない」
石川「スチルで撮るので飯を食うにもその体制で止まっていないといけない。実写で演技する方がよっぽど楽」
押井「彼の役は楽。鈴木敏夫みたいに全裸になれと言ったわけでもない。そのかわり加工の段階でいじめた。これは石川への愛情表現。犬丸っていいキャラだったでしょ?」
石川「あしたのジョーが好きなので、ジョーっぽく撮ってくれって言ったのに」
押井「荷物背中にしょってたりさせたじゃない。アレは段平に会う前のフラフラしてた頃のジョー。そのかわりに◎♪§(自主規制)とかが∀△♯(自主規制)になったじゃない」
石川「最初見たときは情報量の多さに気絶した。プロデューサー生命が終わったと感じた。二度目に見たとき、音楽とのバランスとかがよくわかってきた。これは押井守の最高傑作と思えるようになった」