ごく私的「川井サウンド2006年ベスト10」。

2006年も川井憲次師匠のサントラがたくさん出ました。そこで自分のiPodの再生回数から算出したランキングを書き出してみました。
(曲名をクリックすると視聴できます)


【10位】天地咆哮Fate/stay night A.OST」:79回
いくつもの戦闘シーンを飾ったコーラス曲。川井ファンの間でもかなりの人気を誇る。でも「運命の夜」の方が好きなんですよね、自分は。


【9位】決めるぜ!ひぐらしのなく頃に Original Soundtrack Vol.1」:87回
「おマヌケのテーマ」。全編通して鳴り響くブタさんブーブーが素晴らしい。Slap bassは川井ギャグサウンドにもはや欠かせない楽器。


【8位】勝負!ひぐらしのなく頃に Original Soundtrack Vol.1」:91回
川井版「部活のテーマ」。原作版部活のテーマ「Degital network」の影響を多少は受けた感じのノリになっていると思われる。


【7位】メイン・テーマひぐらしのなく頃に Original Soundtrack Vol.1」:92回
久々に炸裂した広谷順子さんの気怠いコーラスが心地いいネクラなバラード曲。「メインテーマ」といいながらも、番組中盤までまったく使用されなかった不思議な曲。


【6位】憧れの優等生Fate/stay night A.OST」:99回
超大作とかホラーが多くなってしまった川井サウンドにとって、こういった日常描写の曲は貴重。そもそも自分は「めぞん一刻」でファンになったので、こういった曲に飢えているのだ。


【5位】The Running Wild Overture美しき野獣 オリジナル・サウンドトラック」:100回
荘厳なイントロからカーチェイスに切り替わると曲調もノリ良く変貌。思わず劇場で「キター!!」と叫んでしまうほどカッコいい曲だった。でもこの視聴版は「キター」の手前で終わってしまうのが残念。


【4位】やすらぎひぐらしのなく頃に Original Soundtrack Vol.1」:105回
アニメ版の方向性が「猟奇殺人もの」としての色が強いので曲もソレ系が多い中、第14話にして初めて「曲が印象に残る」演出が成された。そこで流れたのが「暇潰し編」のバス停で赤坂と梨花が出会うシーンで流れたアコピとストリングスが美しいこの曲だ。後にDVDのメニュー画面にも、この曲のドラム&ベース抜きバージョン(DVD第5巻付属ミニサントラに収録された曲)が使われたことから、アニメ版に於ける癒し系代表曲といっても過言ではないだろう。


【3位】disillusionFate/stay night」:122回
原曲の「This Illusion」がわざと奇をてらったアレンジなのに対し、川井版は徹底して「普通のポップス」に再構築されている。平坦だったコード進行に起伏を付け、それに伴いメロディも要所要所で修正。普通に「イイ曲」だ。


【2位】運命の夜Fate/stay night A.OST」:126回
自分の中では実質今年のNo.1川井サウンド。英霊が群雄割拠して戦う神秘な世界観にピッタリな広がりと格好良さを併せ持っている。番組では毎回の予告やアヴァンタイトル、最終回のラストバトルなど、とにかく使用頻度が高かった。1度聴いたら忘れられないイントロのフレーズが最高♪



【1位】the Last name「SOUND of DEATH NOTE the Last name」:151回
ちとリピートしたままスイッチ切れ忘れたりしちゃったので、実際聴いた回数は-30くらいかもしれないけど、CDでも聴いてるからいっか、と。劇場ではレッチリの曲と自然に見事にクロスフェードして入れ替わるエンドロールに感動し咽び泣いたワケで。シングルでもサントラでも片方しか聴けないので、この曲の完全版は今現在、劇場でしか体験できないのだ。


というワケで、2006年はなんといっても「Fate」でしたね。戦闘系を筆頭に、コーラス曲、切ないバラード、ギャグと、それぞれが非常にバランスのとれた素晴らしいアルバムでした。
ピンポイントで「デスノート」エンディングの感動も凄まじいものでしたね。
今年もどんな曲が飛び出すか楽しみです♪ 川井さん、期待してますよ!!
「ひぐらしのなく頃に」オヤシロさまドットコム