「犬神明のテーマ」

〜「Wolf Guy 狼の怨歌」tr.2〜
“宿命”を感じさせるような重厚な曲。霧の中に鳴り響く鐘のようなイントロは神秘的。全体を通して鳴っているマリンバのようなサンプリングの繰り返しメロは狼の歩調か。迫力の伴奏とは対照的に主旋律は物悲しく孤高な雰囲気漂う笛系の音。二巡目からは悲壮感漂うストリングスへとバトンタッチ。川井さんは、こういった“宿命系”のサウンドは得意分野なのか、えらく気合いが入って聴こえる。