「水平線の彼方へ」

〜「鉄コミュニケイション original soundtrack」tr.19〜
非常にビジュアルイメージの強い曲。どんなビジュアルかというと、
『左カーブのトンネルを抜けると一面に広がる海!
 陽光が海面に反射し、涼しい風が吹き抜ける。
 風にあおられカメラは斜め右上に勢い良くスクロール!
 まぶしい太陽がキラリと光り、入道雲が空いっぱいに広がる……』
みたいな。
駆け上がるようなイントロのストリングス、高揚感を突き上げるドラム、そして始まる必殺の流麗川井ストリングスサウンド。ドラムは勢いを増し、ティンパニまでが絡んでくる。間奏のフルートのアドリブも川井サウンドではお馴染みだ。真ん中と最後に入る、ドラムとストリングスで刻む「ダダダダッ」というフレーズは、この曲のはち切れんばかりの勢いを感じられる。全体を通して非常に疾走感のある、まさに「水平線の彼方へ」飛んで行くような曲である。