「継ぐもの・決意」

〜「THE SOUND SIDE OF さくや妖怪伝」tr.4〜
“妖刀村正”は使う者の命を吸う剣。先代妖怪討伐士本郷猛(<ちがう)は戦い半ばにして命を落とし、娘である桔梗もとい、さくやに村正を託す。その一連のシーンで流れたのがこの曲だ。「さくや妖怪伝」と言えば迫力の和太鼓。イントロのドン……ドンッドン……というフレーズは正に太鼓判、もとい太鼓版「紅い眼鏡」。ストリングスのファンファーレが高らかに鳴り響く(最近この表現ばっかだ)と、太鼓も弦もより早く激しくなる。最後は同音連打の後に低いストリングスサスペンスフレーズで幕。う〜ん、渋い曲だ。